武田五一がデザインした京都府立図書館の家具

「分離派建築会100年 建築は芸術か?」が開催中の京都国立近代美術館。そのお隣の京都府立図書館では武田五一がデザインした旧館時代の家具7点などを並べたコラボレーション展が実施されています。

京都府立図書館。武田五一が設計し、1909年(明治42)に竣工した旧館外壁を保存した外観です。

エントランス入ってすぐのミニ展示。分離派建築会は山田守、石本喜久治、堀口捨己らが1920年に結成。建築をひとつの芸術と捉え、伝統にしばられない自由な造形を追い求めました。

山田守「VolumenのSymfonieとして建築を創作したい。」

堀口捨己「真に建築を愛し、芸術を愛し、文化を愛する人が出て来なければ」

瀧澤真弓「建築は、本質的に音楽である。」

森田慶一「美の快感は功利・必要・欲望の感情と背駆するか?」

山口文象「あらゆる伝統を惜気もなく投げ捨てろ」

家具の展示は2階ナレッジスペースです。※撮影可

武田五一はアール・ヌーヴォー、そして分離派の由来であるセセッションといったデザイン様式を日本に紹介した人物としても知られます。ヨーロッパ留学の数年後に設計された図書館には、建物だけでなく家具にもその影響が見てとれます。

ステッキ・帽子掛け
コーナーボード
手あぶり付テーブル
丸テーブル
花瓶台
椅子2脚

「分離派建築会100年 建築は芸術か?」においても、京都府立図書館の机と椅子(猫耳タイプ)が展示されています。展覧会の会期は3/7まで。図書館のコラボレーション展は2/23までです。