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【建物ツアー】高島屋東別館の保管庫にはリニューアル前の遺物が眠っていた | TabiKen -旅とビルと建築と-

【建物ツアー】高島屋東別館の保管庫にはリニューアル前の遺物が眠っていた

大規模リニューアルが終わった高島屋東別館の建物見学会に参加。松坂屋として営業していた頃の栄華に触れてきました。

見学に際して配られたプリント

ランプで階数を知らせるエレベーター、当時の手すりがそのまま残る階段、文化財級に珍しいというバケットエレベーターなどなど他の見学者さん同様「お~」と声をあげっぱなしでした。

贅を凝らした正面エレベーター。ほかと違ってココの扉は純ホワイトブロンズ製。

地下のナナメの壁には真っ白なタイルが貼られています。以前はプリズムガラスを通して地上から自然光を落とし、反射させることで明るさを確保したとか。

保管庫はそんな見学会のハイライト。リニューアルに際して、交換せざるをえなかったもの等が大量に置かれていました。

かつての玄関にも出会えました。「ひく」が懐かしい~

ちゃんと保管されてました!

玄関は大きく改造されましたが、元の姿に戻せるよう設計したとの説明も。

建物を特徴づけるアール・デコやアカンサスの装飾物

「8F和室」なんてものが?!

これはエレベーターの文字盤の裏にある装飾ですね

まるみが実に優美

エレベーターはオーチスの最先端製品を導入したといいます

入荷エレベーターの制御盤

これらもエレベーター関連かな。

燦然と輝く「アイススケートリンク」

かつて屋上で営業してました。

当時の様子をいきいきと伝えます。

セメント袋もかなりの年代物。磐城セメントはその後、住友セメントに改称。平成6(1994)年に大阪セメントと合併し、今の住友大阪セメントになりました。

洗面台まで保管してくれる高島屋さんに感謝!

ここに紹介したものは一部。保管庫はまだまだ未整理だそう。将来的には高島屋史料館での展示をと願ってやみません。