梅田スカイビル・天空美術館は夕日とアートを鑑賞できる穴場スポット

「世界を代表する20の建造物」への選出がキッカケとなって、世界的な知名度を獲得した梅田スカイビル。空中庭園展望台は外国人観光客で連日大賑わいです。

展望台のハイライトは大阪湾に向かって沈む夕日。しかし皆がその時間帯を狙うため、エレベーター前には行列が発生。並んでいる間に日没を迎えてしまうなんて事も…。

そんな最悪の事態を避けるためオススメしたいのが27階にある天空美術館。絹谷幸二氏による絵画作品を1フロアまるまる使って展示する施設です。

この美術館が異色なのは、西の方角に向かって展望スペース「天空ギャラリー」が設けられている点。そこから見た日没直前の景色がコチラ

淀川の向こうに沈む夕日

水面に映る光の柱が、幾本もの橋のシルエットと交差します。そして、ミニチュアみたいな阪神電車がかわいい。

雲がかかって幻想的。沈むに連れて段々と色が濃くなっていきます。

そして日没

空気が澄んでいれば、淡路島や明石海峡大橋まで見渡せることでしょう。

で、これが天空ギャラリーの様子。日没の時間帯にも関わらずこの空き具合。私のほかには中東系の外国人観光客がひとりいただけ。ほぼ独占状態でした。

空中庭園展望台は屋上に出られるのが魅力ですが強風、寒さなど厳しい自然条件に見舞われることも。二人で夜景を見ながら語りあう…そんなデートプランが台無しになる恐れがあります。一方、天空美術館は屋内なのでその心配はなし。

チケットを買えば1日に何度も入場できるので、日没の時間帯に合わせて戻ってくるなんてことも可能です。

そして、美術館内にある「天空カフェ」では更にゆったりのんびり眺望を楽しめます。

作品と顔料が装飾的に並んでて、椅子、テーブルもカラフル。インスタ映えもバッチリではないかと。西側に加えて、新大阪・北摂方面も見えますよ。

「銀嶺の女神」

※長野オリンピック公式ポスターの原画

正直に告白すると、景色さえ見られればアートは二の次…の気持ちで訪問しました。しかし、思いのほか(失礼!)、展示作品が充実していて日没後はじっくりとアート鑑賞に時間を費やしました。

「目から栄養を与えたい」「人類を元気に!」

鮮やかな色彩で描かれた作品群には絹谷氏のそんな思いが込められています。片岡球子氏を唸らせたと聞くとさらに納得。天空美術館開設にあわせて絹谷氏が制作した『大阪城満開日之出』や3Dメガネで見る映像作品は特にオススメです。

※撮影禁止エリアがあるので注意して下さい

街に灯りが増えていく様は見ていてとても楽しい。帰宅する人々の流れ、車のライト。この時間帯になると、空中庭園展望台よりちょっと下に位置しているのが逆にメリットとして活きてきます。

最後はフロアカーペットにあるコレ。何だかわかりますか??

雲上にある天空美術館から道頓堀のグリコを見下ろしてるという構図です。遊び心がユニークですね。ほかに大阪城、通天閣バージョンもあるので訪問の際には是非探してみて下さい。

天空美術館

  • 梅田スカイビル タワーウエスト27階
  • 開館時間
    • 10〜18時
    • 10〜20時(金・土・祝前日)

    ※入館は閉館の30分前まで

  • 休館日 火曜日、年末年始、展示替え期間 ※火曜日が祝日の場合は開館し、翌平日が休館
  • 入館料
    個人
    一般 1000円
    大学・高校・中学生 600円
    小学生以下 無料
    空中庭園展望台セット券 1500円
  • Tel:06-6440-3760(開館時間内)
  • 公式webサイト

眺望抜群の梅田スカイビル27階に誕生したファン待望の最新型ミュージアム。世界初の試みである絵の中に飛び込む大迫力の3D映像体験や、彫刻の数々、また、遊び心満載のワークショップやアトリエスペース、そして快適空間のカフェ等々。世界中の人々を魅了する絹谷ワールドを存分にご体感下さい。

絹谷幸二 略歴

1943年奈良県出身。東京芸術大学大学院壁画科修了後、ヴェネツィア・アカデミアに留学。アフレスコ壁画の古典技法を修得し独創的なスタイルを確立する。以後、半世紀に亘って日本の現代画壇をリードし後進の育成にも尽力。現在、東京芸術大学名誉教授、日本芸術院会員。2014年文化功労者として顕彰。