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任天堂資料館になる旧宇治小倉工場を見てきました | TabiKen -旅とビルと建築と-

任天堂資料館になる旧宇治小倉工場を見てきました

スーパーニンテンドーワールド、旧本社ビルのホテル化、そして今回の任天堂資料館。最近の任天堂には驚かされっぱなしです。さっそく資料館にリノベーションされる旧宇治小倉工場を見てきました。

京都駅から近鉄電車に揺られること20分。資料館最寄りとなる近鉄小倉駅はほぼ普通しか停まらない小さな駅です。駅周辺の活性化を図りたい宇治市、展示施設を作りたい任天堂。両者の思惑が一致したことから計画が進みました。

目的地へは歩いて3分ほど。境港の水木しげるロードのようにニンテンドーロードを!と妄想していたのですが肝心の商店街がありませんでした。

信号をひとつ渡っただけで、旧宇治小倉工場が見えてきます。昭和44年、宇治工場として開設。トランプ、花札メーカーだった任天堂がその軸足を室内玩具に移す過渡期にできた工場で、鳥羽街道駅前の旧本社工場とともに生産を担っていました。修理品の送付先としても馴染みがあったようです。

完成イメージ図(任天堂のプレスリリースより)

完成イメージ図です。ほぼ既存建物の再利用で、エントランス棟らしき黒い部分のみ新築でしょうか。先ほどの塀が続く道路側に、敷地入り口が新設されそうです。

任天堂はここを「展示と体験を行う観光施設」と位置づけます。同社の商品群は想像以上に多彩なので、どの範囲まで並べられるか気になるところ。試行錯誤していた頃にはインスタントラーメンも発売していました。(資料館限定で復刻したら人気出そう)

工場名が府道69号線側に残っていました。かつての正門。こちらは観光バス用の入り口になると思われます。

隣の任天堂宇治社宅は閉鎖済み。将来の拡張用地として使えそう。

任天堂旧本社ビルのホテル化が発表された際、こんな事をTwitterで呟いていました。資料館が加わればゴールドどころかプラチナルート。オープンは2023年度の予定です。