ミ・ナーラの円形ホテルからは平城宮跡と若草山が一望に

旧イトーヨーカドー奈良店をリニューアルして誕生するミ・ナーラ。その屋上(7階)にあるかつての回転レストランが「センチュリオンホステル奈良平城京」として再生します。特筆すべき点は何といっても平城宮跡、若草山を一望できるその眺めです。

※イトーヨーカドー時代の写真を含みます

イトーヨーカドー奈良店の最後の1日
2017年9月10日に閉店したイトーヨーカドー奈良店。その最後の一日を追いました。

建物からぬっと飛び出した部分。ここがホテルに改装されました。

回転レストランとして営業していたのは贅を極めたそごう時代の話。イトーヨーカドーになってからはキャラクター展示スペースといった限定的な使われ方でした。

最近はオフィスビルから簡易宿泊施設へのコンバージョンが大流行しています。ちょこっと改装して、規格化された“客室”を嵌め込めばそれで完成。元回転レストランをホテルになるするなんてちょっと前ならば誰も考えられなかったでしょうね。

センチュリオンホステル奈良平城京では簡易式の2段ベッドなどが置かれた客室が、円周に沿って配置されます。

ミ・ナーラのホテルの最大の武器は平城宮跡と隣接していること。そして、平城宮跡ごしにミ・ナーラが見えるということは

ミ・ナーラ屋上からも平城宮跡を一望できるということ。朝起きて窓の外を眺めると平城宮跡…目覚めが素晴らしすぎますね。夜には大極殿と朱雀門がライトアップ。平城宮跡を突っ切る近鉄電車も見れるのでトレインビューホテルともいえるかも。

若草山の山焼きの日にはすぐ満室になりそう。

豆知識ですが、この回転レストランはもっと平城宮跡側に寄せて配置するはずでした。しかし、それでは条例違反になることが判明。直前になって設計を変更しています。

生駒山に沈む夕日もバッチリ。ミ・ナーラは周囲では一番に高いくらいの建物なので四方が見渡せます。奈良が盆地であることを感じ取れるスポットでもあります。

ミ・ナーラが掲げたコンセプトは「観光型複合商業施設」

忍者ショーや金魚ミュージアムといった明らかに観光客を意識したエンターテイメントな店づくりを目指しています。その極めつけがこの屋上円形ホテルといえるでしょう。

そごう、イトーヨーカドーでさえ「長屋王の呪い」を払拭できませんでした。方針をガラッと変えたミ・ナーラは果たして勝機を掴めるでしょうか。施設は4月24日オープンです。