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休館目前、神戸ポートタワーからの眺め | TabiKen -旅とビルと建築と-

休館目前、神戸ポートタワーからの眺め

神戸ポートタワーが9月27日からおよそ2年間の休館に入ります。景色を見納めてきました。

この日は快晴かつ空気が澄んでいて絶好の展望台日和。東側から時計回りに注目ポイントを紹介していきます。

新港突堤西地区はこの数年で劇的な変化を遂げました。第1突堤基部にグリオン本社ビルとフェリシモ本社ビル、都市型水族館を核とする神戸ポートミュージアムがお目見えし、さらに地上27階建てのツインタワーマンションが建設中。第2突堤には1万人規模のアリーナ建設が決まりました。その基部(住友倉庫)においても再開発が構想されます。

2隻の帆船、日本丸(手前)と海王丸(奥)が停泊していて「さすが神戸!」といった感じ。一足早く整備された第1突堤には、ホテルの神戸みなと温泉 蓮、コンベンション施設のラ・スイート神戸オーシャンズガーデンが並びます。ひとつ奥がアリーナが建設される第2突堤です。

ポートライナー、起重機船、大阪のビル群

ポートアイランドは神戸医療産業都市が成功しています。先端医療の研究機関、高度専門病院群、企業や大学など376社(2021年6月末現在)が進出し、日本最大級のバイオメディカルクラスターに成長しました。スカイラインが変化するような計画をそろそろ期待したいところ。

神戸空港がその沖に浮かびます。コロナ禍を受け、国際線就航の検討が2025年以降に先送りになってしまいました。

観覧車の隣に潜水艦がある。神戸のウォータフロントの面白いところです。なお、夜は観覧車に「ありがとう ポートタワー」のメッセージが流れるそうです。

西側の景色。遊覧船の奥から2隻目が見慣れなかったので調べてみると、東京で10年間活躍した御座船安宅丸と判明。新天地となる神戸に6月にきたばかりで、今夏より運行予定です。

六甲山系に抱かれた神戸の街。タワーマンション規制で、高層化のスピードが鈍化しているのがもどかしいところ。

一方、兵庫県庁は超高層庁舎への建て替えが構想されています。

三宮エリアを遠望。竣工したばかりの神戸三宮阪急ビル(左)に続いて、雲井通5丁目の32階建て複合ビル、JR三ノ宮駅ビルが控えています。神戸ポートタワーが再開館する2023年度には、JR三ノ宮駅ビルの詳細もきっと出ていることでしょう。

青空に映える神戸ポートタワー。リニューアル後は、屋上に出られるようになります。