建築ミニチュアでプチ海外旅行「掌の建築展」に行ってきた

大阪くらしの今昔館で開催中の「掌(てのひら)の建築展」は、海外旅行が恋しい人、東京オリンピックで色んな国に興味がわいた人にうってつけの展覧会。建築史家の橋爪紳也さん、建築家の遠藤秀平さんのお二人が収集された800点もの世界の建築ミニチュアが並べられています。

誰しもがどこかで手に取り、1つや2つは部屋に飾っている建築ミニチュア。私たちが住まう都市を形作る建築への愛着の結晶が建築ミニチュアではないでしょうか。「掌(てのひら)の建築展」では、世界中の建築ミニチュアを一堂に会して展示し、建築ミニチュアを通して都市や建築・住まいが持つ魅力に触れていただきます。
建築ミニチュアを展示する企画は、2015年に開催された「ENDO SHUHEIワールド・ミニチュア・ワールド」展を始めとし、「みんなの建築ミニチュア展」としてこれまでに東京、大阪、京都、滋賀、岡山など日本各地で開催されてきました。
今回の展覧会では、世界中の建築ミニチュアを展示し、観覧される皆様に世界旅行の気分を楽しんでいただける内容となっています。また、写真家川村憲太氏と橋爪紳也氏のコラボレーションによる写真展「ミニチュア・ワンダーランド」を併催し、掌サイズの建築ミニチュアと巨大な都市空間や自然の景色とを組合せた作品をお楽しみいただきます。

“世界旅行の気分を楽しんでいただける内容”とあるように、62ヶ国・地域の185の街の建築ミニチュアが「東アジア・オセアニア」「ヨーロッパ」「地中海・西アジア」「アメリカ」の4つの地域に分けて展示されます。

誰もが知るランドマークから

よくわからない民家(?)まで。建築ミニチュアの多様性を存分に味わえます。

人気観光スポットは色んなタイプの建築ミニチュアが並ぶので「自分ならどれを買うだろう?」と考えながら見比べるのも楽しいかも。

ギザのピラミッド。リアル路線のもありながら、エジプト壁画、象形文字を表面に施すことで差別化を図っています。単純な形だからこそミニチュアが発展したのかもしれません。

これだけの数があると、自分の好みもわかってきます。私の場合、周囲の景観を取り入れたジオラマ風のものに目がいきがちでした。

建築だけじゃなく建築ミニチュアもかわいいヨーロッパ

アメリカはさすがミニチュア高層ビルの数が段違い。

エッフェル塔、太陽の塔の特集コーナーには圧倒されました。大きさも、種類の多さも、それを集める熱意にも。

デルフトブルーハウスの狂気。KLMのお土産だそうです。

掌(てのひら)の建築展 ― 橋爪紳也+遠藤秀平 建築ミニチュアコレクション ―
令和3年7月10日(土)~8月29日(日)
開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
休館日 :火曜日(ただし祝日を除く)
会 場 :大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館) 8階企画展示室
入館料 :企画展のみ300円
     常設展+企画展 一般800円(団体700円)
     高・大生500円(団体400円)

※9月4日からの「世界遺産の建築ミニチュア展」(ヨドコウ迎賓館)は現時点で開催延期になっています。