大阪ドーム千代崎港→尻無川水門→天保山運河→天保山ジャンクション→千歳橋→大正内港→中山製鋼所跡地→千本松大橋→木津川水門→タグボート大正
ビルブロガーの会の久しぶりのリアル会合は屋形船を貸し切った大阪ベイエリアクルーズ!ビル仲間のすぴらちゃんがこの完璧なコースを組んでくれました。
お世話になった「御舟かもめ」の屋形船はこたつ付き!前方ウッドデッキで、食べ物&アルコールを楽しみながら船旅です(今回は交通法規研究会の方々との懇親会も兼ねていました)
17時すぎに出港!
遊園地のエントランスゲートのごとく迎えてくれる尻無川水門。大阪にしか存在しないアーチ型水門のひとつ。廃止が決まっているのが残念。
なみはや大橋の曲線の美しさが、ブレブレ写真でも伝わりますでしょうか?カメラの設定ミスで大半がこんな感じ…。でも、この日はみんな団欒モードで、撮影はまぁいいやと思えるくらい雰囲気抜群でした。
天保山運河に入ると、とぐろを巻くような構造物が近づいてきます。本日の真打ち、天保山ジャンクションの登場です。
阪神高速の4号・5号湾岸線、16号大阪港線、そして出入り口が複雑に絡みあっています。
大阪市が誇る三大ジャンクションといえば阿波座と北港と天保山。このうち海に飛び出すのは天保山ジャンクションだけ。
陸からでは味わえない迫力でした。
橋脚の隙間の天保山大観覧車。
天保山大橋はユニバーサルスタジオジャパンの借景として有名ですね。
USJの光線が左上に伸びています。ホテルの稼働率もおそらく急回復。そろそろ新オフィシャルホテル計画に期待したいところです。
大阪都心の超高層ビル群と安治川水門のシルエットが束の間、遠望できました。後半に木津川水門を通過するので、大阪のアーチ型水門3つをコンプリートすることになります。
喧騒から静寂へ。大正内港の水面はぞっとするほど穏やか。
中山製鋼所です。「御舟かもめ」の船長さんが言うには、来るたびに解体が進んでいるそうです。かつては大阪市随一の工場風景が見られました。村野藤吾設計が設計した旧本社ビル(現・総合管理センター)は多分まだ健在。
千本松大橋は、天保山ジャンクションの次に盛り上がったポイントでした。両端部が螺旋状になっていることから“めがめ橋”の愛称で知られます。
その下、千本松渡船場には自転車が列を作っています。今回の貸切クルーズでは8つある大阪ベイエリアの渡し船のうち、6つの航路を横切りました。
ビルブロガーの会一同、酔いが回っていようとも、あべのハルカスは見逃しません。
木津川水門を越えると、いよいよ終わりが近づいてきます。スタートとゴールがアーチ型水門。大阪湾クルーズにふさわしいですね。
タグボート大正に着岸。ひとり3000円ちょいにしては贅沢すぎる船旅でした。このあとは、オシャレ施設に似つかわしくない話題で終電近くまで盛り上がりました。
ビルブロガーの会のToshiさんとすぴらちゃん、そしてgotama06さんによるムック本「夜ビル – Buillumination – OSAKA」(増補改訂版)をプレゼントにもらいました。陸と空からの大阪夜景も極上です。