高層ビル・都市

さよなら本町駅のマルコ 第二有楽ビルが建て替えへ

マルコを目にする機会がホント少なくなりました。御堂筋沿いにある第二有楽ビルの建て替えが決まったので、本町駅の3つのマルコも風前の灯。

第二有楽ビルは大阪メトロ本町駅の2番出入り口に直結。マルコがあるのは地下と地上をつなぐ階段ののぼり口付近です。

1933年の御堂筋線開通(当初は梅田駅〜心斎橋駅)に合わせて制定されたマルコマーク。武田五一によるデザインで、大阪のOとトンネルの形の○、大阪市高速鉄道(大阪市営地下鉄)の高速のコを図案化したものだとか。多くのファンがそのとぼけた雰囲気に魅せられているものの2018年、大阪メトロに民営化して以降は、急速にその数を減らしています。

独特のフォントは大阪市営地下鉄のオリジナルで“ひげ文字”と呼ばれているのだそう。ここのマルコ&ひげ文字は、第二有楽ビルが竣工した1969年生まれの可能性が高そうです。

左が2019年10月、右が2021年12月。地下店舗も次々と閉店。

第二有楽ビル外観。北御堂と御堂ビルディング(竹中工務店本社)に挟まれ、裏側で相愛学園に接しています。かつては全てが北御堂の境内。「御堂さんの学校」こと、相愛学園が第二有楽ビルの土地オーナーで、大成建設が土地を賃借し、建物を保有します。

敷地面積約1000m2、容積率1000%となっているので、単独での建て替えの場合、延べ床面積1万m2超のビルが期待できます。御堂筋沿いのビル建て替えは、コロナ前まではオフィスビル→ホテルがお決まりでしたが、近年はオフィスビル新築が急増しています。

御堂筋にオフィスビル建設ラッシュがやってくる

ビルの閉鎖時期は不明ながら、そう遠くなさそうな雰囲気。築古オフィスビルの建て替えは楽しみな反面、3つのマルコが消えるのは少々寂しいですね。


プロフィール

超高層ビルから茅葺民家まで色々と。建物のあるイイ風景を求めて都市、町、村を巡ります。